伝統的ヨーガの実践レポートです。
プラーナヤーマの実践を通して体感しているのは
身体の反応に対して敏感になるのと同時に、耐久性が出てきていることです。
より繊細になるのに、より耐久性が出てくるのです。
たとえば現実で何か感情が揺れるような出来事が起きた時も
それに釣られて瞬時に起きる身体の変化がよくわかるので、訳がわかないまま漫然と飲み込まれてしまうのではなく、
水中から救命ブイが浮かんでいるのを目掛けて浮上していくように、思い込みに縛られた状態からフラットに戻って来るのです。
怒りや不安など、あのビビっとくるような身体の反応とそれにくっついた苦しみ。それと私自身はまた違うものだとすぐに気づいて、フラットな状態に戻る。
そんな瞬間が増えるほど、現実の現象を乗り越える力=咀嚼力が上がってきたと感じる事が多いです。
結局人生を自分軸で広げて行くためには、毎日自分に気づき続ける作業が必要なんだなぁ。
やっぱり自己認識。笑
最近は受けに来てくれるナカーマの方からも
「痛い部分を指摘された時は辛くてしんどかったけれど
こうして定期的にトキさんのセッションを受ける事で、自分の人生の中で起こる小さい変化から
螺旋状に繋がる小さな変化の先にある大きな流れを感じられるようになってきた。」
なんてことも言って頂けるようになりました。
外に答えや変化を求めていくと
満たされてはやがて枯れるの繰り返ししかないので、手放すようにして
自分の内側から湧いてくるものに静かに五感を傾けるような生活をしています。
一人で静寂の中、瞑想を続けていくことで自分自身と繋がっていく。
そんな時間を「今もこれからも」大切にしたいです。