上野の東京美術館で開催されているクリムト展に行ってきました。
クリムトの絵の中にはすごく大きくて普通の家の床から天井くらいまではゆうにあるものも多く
そこからひたひたと迫ってくる繊細な女性への愛、慈しみが柔らかいタッチによって描かれていて、気品溢れる美しさ、純白さが眩しかったです。
どれもこれも女性という肉体をまとった存在は美しい。
クリムトの絵をみて女性という肉体の「神々しい美しさ」を感じました。
今回アカシックの訓練にもなるのでヘミシンクを聴きながら絵をみようと思ったんですが
肝心の電池を忘れてしまったので音声案内をレンタルして聞くことにしたんです。
これがすごく良かったの!
ガイド役は稲垣吾郎さんだったんですが
明瞭でサクッと聴ける説明なので人数が多い会場でも苦にならない音声案内でした。
声も語りも穏やかで、聴きながらだと絵一枚、一枚にすごく集中できて
周りの人が気にならず満足度が高かったです。
意図してなかったんですがいい感じにリラックス&集中できたので自然と絵をみながらアカシックの情報がみえる時もあり一石二鳥でした。笑
アカシックと繋がっている状態の時は問いを持った瞬間にすぐに答えがわかるんですが
展示物の中にクリムトじゃない人の作品も飾られていたのをみた時の出来事です。
作者の名前をみて絵をみた瞬間
作者の「女の人がわからない」という姿とささやきが聞こえました。
絵だけ見るととても女性は魅力的で美しく描かれているんですが
色や絵のタッチから自分の絵に対してのこれでいいのかな?という迷いや
女性という生き物に対してわからん!謎だ。という振り回されていることに諦めの気持ちようなものが伝わってきて
こんなに綺麗にかけているのにそんなことを思っているのかー!とつい
可愛くてクスッと笑ってしまうようなことがありました。
絵は全身全霊をかけて画家の人達は描いていると安易に想像はできるけれど
ここまでありありと本人を感じるぐらい身を削って描いているんだということがわかり感動しました。そして絵はとてもおしゃべりなんだ!ということにも驚き。
絵のみせている表の部分ではなく裏側を覗き込んでしまったようで家政婦はみた!てきな(笑)気持ちになり、アカシック使って絵から情報をとってくる楽しさをしってしまいました。
クリムト展に行かれる方は稲垣吾郎さんの音声案内おすすめです(*゚∀゚*)♪
そしてベートーヴェン・フリースの(原寸大複製)壁画をみたことでこんな言葉が浮かんできました。
祈り、生命の息吹、陰陽の統合、希望。
クリムト展では生と死を描いているものや風景画など題材はいろいろあったんですが
どんな絵をみても希望を抱く大きな意識を感じたんです。
完成された造形美の美しい絵を目の前にした時
その絵は大きな自己への意識を開く扉の役割をしてくれるのかもしれません。
どんな時にも希望、展望を持ち続ける。
希望への強い衝動と欲求は行動する活力を与え続けてくれるから動ける。
私にとって「希望」は自分を奮い立たせてくれる明るい光のイメージがあるのでよりそう感じるのかもしれません。
希望は光であり、私と他者を繋げてくれる橋でもあるような気がしています。